正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

ヨガライフスクールインサッポロ 機関紙「未来」ウェブ

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一年の終わりに・・・・。

     - 鍼灸治療

電車の中や地下街を歩いていますとマスクをしている方が目に付く季節となりました。
今年は風邪もインフルエンザもいつもより早めに流行りだしたようですね。
インフルエンザの予防にはワクチン接種もありますし、いろいろ話題になっておりますがタミフルなどの治療薬もありますが基本的には免疫力を落とさないような日常をお過ごしいただきたいものです。次のような点に気をつけられて免疫力のアップを目指してください。

①バランスの良い食事
②充分な睡眠
③疲れを溜めない
④忘年会など食べ過ぎ飲み過ぎに気をつけましょう・・・大腸の経絡と肺の経絡は表裏の関係にありまして食べ過ぎますと風邪を引きやすいというのは自明の理であります。
⑤首周りを暖かく・・・首の後ろには風の邪のは入り込むツボがあります。マフラーなどを巻き、風邪(ふうじゃ)が入り込まないようにしましょう。

なんだ、そんなことかと思わずにくださいませ。〈未病を治す〉というのが東洋医学の元々の考え方なのです。日々の養生が病を遠ざけます。十二月は一年の締めくくりで仕事にも家事にも何か 決着をつけて終わりたいところではございますが無理をなさらず新しい年をお迎え下さい。

私事になりますがF&E鍼灸院も十二月一日で開院二年目を迎えることができました。これも来院してくださる皆様、F・E・ヨガライフ協会の会長、スタッフの方々のおかげでございます。来年も研修・研鑽を重ね女性のココロとカラダにやさしい治療をめざしたいと存じます。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」264号(2007年12月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。