正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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東洋医学でアンチエイジング 其の参~生命力を高めましょう~

     - 鍼灸治療

未来3月号で東洋医学では「腎」の働きがアンチエイジングに強くかかわっているというお話をお伝えしました。
「腎」は西洋医学でいうところの腎臓そのものを指すものではなく、
成長・発育・生殖に関する働きを担う生命力のもとと考えられています。
皆さんはこの時期どのように過ごされているでしょう?
入学、入社、転勤、移動など環境が変わられた方も多く、
ご本人が気づかないうちに疲れが蓄積されていませんか?
桜も咲き出しさわやかな季節となりますが北海道の5月は思いのほか寒く、
昔から北海道神宮の例大祭まではストーブを片付けられないと言われたものです。
女性は初夏の軽やかなファッションを楽しみたいので寒くても薄着になりがちですが
「腎」は過労・ストレスに加えて寒さに弱いのです。
入浴の時はゆっくりあたたまるなどの工夫をして冷やさないようになさってください。
今回は生命力を高める代表的なツボを3つご紹介いたします。
お風呂上りやおやすみ前のくつろいだひとときにゆっくりと気持ちのよい強さで押してみましょう。

○湧泉
 足裏にあり、土踏まずのくぼんだところのほぼ中央。

湧泉

生きるためのエネルギーが「泉」のように「湧」き出るということから命名されており、
体調を整え体力とスタミナを取り戻すツボです。

 

○足三里
むこうずねにあり、ひざのお皿のすぐ外側にあるくぼみから指幅4本分下。

足三里

松尾芭蕉が灸をしながら旅をしたということで有名な足三里。
万能養生のツボといわれています。

 

○腎兪
 背中にあり、直立したときに肘がわき腹にあたる位置と同じ高さで背骨から指幅2本分外側。

腎兪

更年期障害や腰痛のときにも使われる大切なツボです。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」305号(2011年5月6日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。