正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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頭皮のケアをしましょう

     - 鍼灸治療

秋は1年のうちでもっとも「抜け毛」が増える季節と言われています。

髪にはヘアサイクルという周期があり女性の場合4〜6年で生え変わるそうです。普段は1日に50本〜100本程度が抜けているのですが秋になると1日に100本〜200本となるのです。夏の紫外線の影響が頭皮にダメージを与え、さらにストレスやホルモンバランスに乱れが影響します。

それでは頭皮をいたわるためにどんなことに注意したらよいのでしょう。

  1. たんぱく質を摂る
  2. 頭皮を清潔に保つ
  3. 頭皮の血行を良くする

おもに以上の3点が考えられます。

毛根は毛細血管とつながり、栄養を運んでもらい髪を育てます。頭皮の血行促進として頭皮をマッサージするのはご自身でも手軽にできます。洗髪のときにこころがけている方も多いでしょう。

ただ、血行促進といえば鍼灸師の出番です。頭部には約70のつぼがあります。頭皮へ鍼を打ち、頭皮の血流を促進し、腹部、腰部の要所へもはり・きゅうをすることによって全身の血行も良くしていきます。

影響で脱毛が起こっても髪が抜けることで痛みを感じませんがココロは痛みます。髪はカラダやココロの健康状態のバロメーターでもあります。

むかし、むかしの育毛剤のTVコマーシャルに「髪は長〜い友達」というのがありましたが気長にケアしましょう。

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この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」441号(2022年9月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。