“こうのとりYOGA”のこと ~その1~
- 鍼灸治療
鍼灸院を開業して今年で10年になります。
月日の経つのは早いものです、とつくづく思います。
東洋医学を学び、いくつかの治療院で修行しながら私が開業するなら、年代ごとに大きく変化する女性のライフステージにおこる不調やお悩みに対応できる鍼灸院にしようと思いまして現在にいたります。
東洋医学は、はり・灸を行なうだけではなく、どんな症状・病状の方にも日常生活や食生活、運動、心理的な面など総合的にその方と向き合います。開業して10年間、赤ちゃんが授かりにくい方と接していて、私が40年近く学んできたヨガの考え方やアサナ、呼吸法が役立つなぁと感じていました。このたび、社長のご理解をいただき“こうのとりYOGA”クラスの開設が実現しました。
沖ヨガの創始者、沖正弘先生は“ヨガは行動と実践の哲学である”著書の中でおっしゃっています。「赤ちゃんが授かりやすい体になるには骨盤を整えると良いのよね…」、「骨盤内の血流がUPすると良いのよね…」、「副交感神経が優位になると良いのよね…」、「バランスの良い・体を冷やさない食事が大事なのよね…」、「夫婦ともに断食をするとよいのよね…」とどなたも、たくさん知識をお持ちです。しかし実際にこれらすべてをどう行なったらよいのだろう?というかたへ、まずは月に一回ヨガを通して自分の体と向き合ってみるのはいかがでしょう?
目で見て確認することに私たちは慣れていますが目に見えない体の様子を観察しながら私の骨盤ってこんな感じなんだというところから始めてゆきたいものです。
“こうのとりYOGA”は少人数ですのでプロップスなどを使用し、その方の体に適したヨガの方法をアドバイスさせていただいております。“こうのとりYOGA”でご自分の体について確認したことや、ご自分のホルモン周期に適したヨガを通常のクラスに参加した時も生かしていただけるかと思います。
次回はホルモン周期に適したヨガについて書かせていただきますね。
“こうのとりYOGA”の参加者から、レッスン終了後に感想をいただきました♪
「すごく気持ち良かったです。
体も心も軽くなって穏やかになった感じでした。」
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」355号(2015年7月6日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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