正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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愛のお灸教室のご報告

     - 鍼灸治療

未来三月号でご案内いたしました「愛のお灸教室」が三月十六日に無事終了いたしました。お灸やツボに関心のある方が十名参加されました。参加されたみなさんは本や雑誌などでツボのことはご存じなのですが今ひとつ「ここでいいのかしら?」と思っていたり、ご自分ですでにお灸をしているものの回数や熱感などに「自信が持てない」などのことであらためて疑問点を知りたかったという方がほとんどでした。

たしかに身長一七〇㎝の人と一五〇㎝の人では○○から○㎝のところにツボがありますと本に書かれていても位置はそれぞれ少し変わります。また体調や季節などによりお灸の温かさの感じ方も変わります。通りいっぺんのケアにならないよう、ご自分のカラダの様子をよく感じとりながらお灸をすることにポイントをおいてアドバイスさせていただきました。実際にツボを探すときもひとりひとりお手伝いさせていただき、参加者同士も「ここかしら?」「ここでいいと思う?」などと〝和気愛々(・・)〟の雰囲気でした。

後日、参加された方がご自宅でご主人にお灸をして差し上げたところ「とても気持ちがいいものなんだね~」とおしゃってくださったそうです。このような感想を伺いますとまさに「愛」のお灸教室だったかなと自画自賛しております。今後一年に一度くらいの開催を予定しております。また、十名位のグループなどからご希望があれば出張講習もいたします。いつでもお問い合せ、ご相談下さいませ。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」268号(2008年4月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。