マタニティライフを快適に
- 鍼灸治療
当ヨガスクールの本部教室には毎週水曜日の十二時からマタニティヨガのクラスがあります。
まだマタニティクラスができる前、遠ーい遠ーい昔に大きなお腹で私も上山先生のご指導を受けていました。
ヨガとF・Eが安産と産後の体調の回復に役立つことを身をもって体験した者の一人です。
その後、東洋医学の勉強を始め、はり・きゅうが妊娠中の不快症状の緩和に役立つことを学び、
みなさんの参考になればと思いまして毎月月末にマタニティクラスで十五分ほどマタニティライフを快適に過ごすワンポイントつぼ療法のお話をさせていただいています。
当ヨガスクールに通われている妊婦さんたちはお産についての知識や産後の体の調整についての意識も高く、東洋医学がマタニティライフに役立つということも知っている方が多いです。
ただ、妊娠以前にはり・きゅうを体験したことがない方が多く、関心はあるけど・・・痛かったり、熱かったりは・・・と躊躇されているようです。
それでも二〇〇八年は一月から五月まで十六名の方が当院に来てくださいました。
妊娠三七週目以降に円皮鍼というシールのような鍼を陣痛を緩和するツボに貼付する施術希望の方が多いですがその他に逆子・腱鞘炎・腰痛・便秘・痔・安産・予定日が過ぎた・・・などで来院されています。
これらの症状はヨガやF・Eの飲用で解消されることが多いのですがはり・きゅうで、あとひと押しのお手伝いをさせていただいております。
妊娠中の方へのはり・きゅうはご本人のお話をよくうかがって体調を充分考慮し、痛みや熱さや不安感のない治療をしております。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」270号(2008年6月5日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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