夏、ナツ、夏
今年も暑い日が続いています。酷暑、極暑、激暑、厳暑、炎暑、大暑、残暑、猛暑。暑さを表現する言葉はたくさんあるのに驚きです。今年の夏はいつもより暑い、という思いが言葉を増やしていったのかもしれません。
しかし、とにかく暑い。夏休みを楽しむどころか、高温に注意する必要となり、不要不急の場合には外出を控える羽目に陥ります。熱中症対策はできていますか。また、室内と室外の温度差にも体調を崩しやすくなりますので、涼しいところの対策も大切です。
もうご存じとは思いますが、熱中症の簡単な予防策です。まずは、水分補給です。水分補給は熱中症を予防する最も重要な一つです。意識して、たっぷり水を飲むようにしましょう。
カフェインやアルコールを含む飲み物は、利尿作用があるために、脱水症状を引き起こす可能性がありますので、要注意です。同時に塩分の補給も必要です。スポーツドリンクや栄養ドリンクによって、ミネラルが補給されます。
暑い時の服装は、ゆったりとした薄手の服を着ることです。帽子や日傘で日差しを遮ることもお忘れなく。そして、外へ出かけた時には、こまめに休憩を取りましょう。日陰で過ごしたり、冷房の効いた室内で体を冷やしたりすることで、熱中症になる可能性を減らします。
暑いと食欲が落ち、さっぱりしたものばかり食べていると、ビタミン不足になりがちです。時にビタミンB、Cは疲労回復の栄養素となりますので、積極的に摂取する必要があります。消化しやすいように、よく噛むと良いようです。
睡眠不足も体を弱らせます。夜に睡眠を十分確保できないと思う時は、20分程度で良いのでお昼寝がおすすめです。
そして、体力がないと感じている場合こそ、涼しいところで軽い運動をすると良いです。ラジオ体操やストレッチで十分です。無理をせず、少しずつ。
この夏の暑さはもう少し続くようです。どうぞ、無事に乗り越えますように。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」464号(2024年8月5日発行)に掲載された記事です。
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