正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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永遠の初心者

     - 鍼灸治療

私がランニングを始めてから早いもので5年になろうとしています。
このごろ、ふと私が「ランニングをしている」と
言っていいのだろうか・・・?と思うようになりました。
5年経ってもドタドタ、ヨロヨロでランニングとは言えないのではないでしょうか・・・
「走る」というカテゴリーにはジョギングとランニングがあります。
特定の定義はありませんが1kmを進むのにかかる時間で大まかに次のように分類しているようです。

ランニング  
1km進むのに6分以内
ジョギング  
1km進むのに10分程度
ウォーキング 
1km進むのに12分程度

私が1km進むのにかかる時間をこれに当てはめますと私の走りはジョギングです。
ランニングのテキストなどを見てみますと最初はジョギングから始め、
週に1回から2回、3回と回数や距離を増やし、マラソン大会にエントリーしてみましょうとあります。
私も時間制限のないマラソン大会の10kmコースにエントリーし、
完走することを目標に練習をしていました。
しかし去年はコロナの影響を受け、私の走力レベルで参加可能な大会は中止となり、今年も同様であります。
週1回は3~5kmのジョギングを心がけていますが目標がないのでモチベーションが下がっています。
それでも4月下旬から真駒内公園や豊平川の河川敷を走っています。レンギョウが咲き、
蕾だった桜が満開になり最近は樹々の緑が美しく、ライラックが満開です。
コロナ禍の前のように何の制限もなく遠出をしたり、旅行に出かけたりが難しい今、
屋内だけで過ごすのは息苦しさを感じます。人と接することもできるだけ避けなければなりません。
こんな時、一人でもできるジョギングにかかわりを持っていてよかったなぁと思います。
ランニングのレベルには到達しなくても、
季節の移り変わりを感じつつ走ることを楽しんでいきたいと思います。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」426号(2021年6月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。