女性ホルモンのバランスメーカー ～ゼラニウム～

ゼラニウムと聞きますと園芸植物としてお庭に栽培されているお花を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？

名前は同じなのですが一般的に栽培されているゼラニウムはフウロソウ目フウロソウ科Geranium属、アロマテラピーで使うゼラニウムはPelargonium属と少し違いがあります。

アロマテラピーで使うゼラニウムはバラの香りにも似たやさしい香りがいたします。

ゼラニウムのエッセンシャルオイルは女性のココロとカラダにとてもすばらしい働きをします。女性は初潮から閉経まで女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンのバランスの中で暮らしています。いつもと環境が変わったり、緊張状態がつづくようなことがありますと、これらのホルモンのバランスが乱れます。そのようなときにゼラニウムのエッセンシャルオイルを芳香浴やトリートメントに使いますとホルモンのバランスを整えるお手伝いをしてくれます。

先日、近所のスーパーの花屋さんでPelargonium属のゼラニウムの鉢植えを見つけました。ハーブなどの専門のお店にいかないと入手できないと思っていましたので、うれしくなってすぐに購入いたしました。

淡いピンク色の花が咲き、葉にやさしくふれるとバラに似た香りが漂い、目からも香りからも癒されます

ゼラニウムの効能

ココロ･･･落ち込み、不安な心を明るくする
カラダ･･･月経、更年期など婦人科系のトラブルに　むくみ、毒素の排出
スキンケア･･･皮脂のバランスを整える　収れん作用　くすみの改善

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この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」320号（2012年8月6日発行）に掲載された記事です。

	著者 工藤由美子 F&E鍼灸院 院長 ●鍼灸師 ●不妊カウンセラー ●介護予防運動指導員 ●ヨガライフ協会認定インストラクター ●アロマテラピーアドバイザー ●メディカルハーブコーデネーター
著者メッセージ ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。