正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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受験生のお助け 〜集中力UPのツボとアロマテラピー〜

     - 鍼灸治療

先日、大学入試センター試験がありました。幸い交通機関の乱れはなく受験生の方も、ご家族の方もまずは一安心というところだったでしょう。受験生の皆さんはこれから2月、3月とそれぞれの大学や高校の受験にむけてさらに勉強が続きますね。

勉強には集中力が欠かせません。一説によりますと人の集中力は20分しか続かないといわれます。勉強をする環境や体調にも集中力は左右されます。

東洋医学には集中力を高めるツボが幾つかあります。その中でもご自分で押しやすいツボをご紹介いたします。手首にある神門、掌にある労宮、ヨガでもおなじみの足裏にある湧泉がオススメです。ちょっと疲れたなというときやコーヒーブレイクのときに気持ちの良い強さで30秒程度押したり揉みほぐしたりすると良いでしょう。

アロマテラピーではレモン、グレープフルーツ、ペパーミント、ユーカリなどのエッセンシャルオイルが集中力のアップに役立ちます。香りには好みの個人差がありますのでショップで香りを試してから使われると良いでしょう。ディフューザーを持っていなくとも洗面器などに80℃くらいのお湯をはり、好みのエッセンシャルオイルを5〜10滴落とし攪拌し勉強する室内においておくと簡単にアロマテラピーができます。ユーカリは鼻や喉の粘膜の働きを助け風邪の予防にもなります。香りで注意したいのは、効果があると言われてましても嫌いな香りはかえって集中力を欠いてしまいますのでご注意くださいね。

規則正しい生活のリズムとバランスのとれたお食事で体調を整え入学試験にGO!!


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」362号(2016年2月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。