春までもう少し
- 鍼灸治療
立春もすぎて暦の上では春となりました。けれど北海道、札幌ではまだまだ冬の寒さが続いています。ただ、日の出の時間が少しずつ早くなり、日の入りが少しずつ遅くなってきていることが気分を明るくしてくれます。人間のカラダもゆっくり、ゆっくり春への準備を始めています。東洋医学では冬は「腎」の働きを、春は「肝」の働きを補うと良いと言われています。冬と春とのはざまのこの時期は「腎」と「肝」の両方を養生して過ごしたいものです。
〜腎と肝のダブル養生法〜
*寒さを我慢しない
*湯船に浸かる
*ゆったりノビノビできる時間を大切に
*23時までには入眠したいものです
*カラダを温める根菜類を食べる
*黒い色の食材を食べる
こんな季節に手軽に刺激できるツボ照海を紹介します。
照海は腎経のツボでカラダを元気にし、冷えの改善、不眠解消に効果があります。
ツボの位置は内くるぶしのすぐ下のくぼみにあります。
暖かくなるまでもう少しです。みなさん油断せずお過ごしください。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」470号(2025年2月5日発行)に掲載された記事です。
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著者 ●鍼灸師 |
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