正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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第42回札幌マラソン

     - 鍼灸治療

10月1日(日)午前9時
気温18℃ 快晴

第42回札幌マラソンのオープニングです。男女・年代・距離別に29のコースがあり約1万3千人がエントリーしました。私は女子50歳以上10㎞コースにエントリーいたしました。

札幌オリンピックの会場だった真駒内アイスアリーナと屋外競技場の間の一般道に10㎞の参加者3337人のランナーがびっしりと並びます。号砲とともにスタートするものの、完走予定の申告タイム順に並んでいるので私は最後方でした。2分程度はその場で足踏み待機。10Kmのコースは国道453号線をミュンヘン大橋まで走ります。練習では歩道しか走ったことのない私にとって一般道は初めての体験。はじっこを走ろうと位置取りをしてみましたら道路のはじっこは傾斜があるのですね。走りにくいので位置取りを真ん中に変えました。ミュンヘン大橋からは豊平川の河川敷に降り真駒内公園へと戻っていきます。緩やかな登りと向かい風。〝走る〟ということに付随する自然現象を味わうのもマラソンの面白さかもしれません。5㎞地点まではなんとか集団に付いていけましたが、だんだん遅れて行く苦しいランナーの私。沿道から声をかけてくださる方々の声がこんなに励みになるものなのだということを実感いたしました。女子50歳以上10㎞コースにエントリーした293名中287位とここに書くのもはばかる成績でしたがケガをせず無事完走できたことは嬉しいものです。

しかし、完走はしたものの股関節と右臀筋、左腓腹筋に疲労感がひどく、自宅に戻ってからゆっくりお風呂に入り、自分で手の届く範囲にセルフケアでお灸をしました。そして翌日は当院の副院長に全身の筋肉疲労の回復のはり・きゅう治療をしてもらいました。はり・きゅうはマラソン後の筋肉疲労回復に効果ありと大実感いたしました。

また、来年も5月の豊平川マラソンを皮切りにいくつかのマラソン大会に参加するつもりです。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」383号(2017年11月6日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。