正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

ヨガライフスクールインサッポロ 機関紙「未来」ウェブ

*

早めの対策“夏休みバテ”

     - 鍼灸治療

当院では夏季の長期休暇の後やお子さんたち、お孫さんたちの夏休みが終わる頃になるとお疲れを訴えられる方が増えます。

私はこれを“夏休みバテ”と勝手に名付けました。

“夏休みバテ”にはその方の年齢や環境によって原因は様々ですが大まかに3つに整理してみました。

1.夏休みに遠くに住む子供さんやお孫さんが帰省されたあと
賑やかで楽しい日々なのですが普段の生活のリズムが変わるとヒトはストレスと感じます。それとお孫さんを抱っこしたりお出かけでたくさん歩いたりと腰や肩、腕に不調が現れることもありますね。

2.お仕事されている方のお盆休みや夏季休暇のあと
ふるさとへの帰省の際の長時間の自動車の運転や車内での同じ姿勢による腰痛。そして休みが終わりに近づくとまた仕事が始まるのか・・・体が重く気持ちも重い。これは自律神経の切り替えがスムーズにいかなくなってしまっていると推測されます。

3.若い女性に多い“冷え”からくる不調
日中は気温が高いのですが夕方から夜はひんやりしてくるのが北海道。
浴衣でビールもステキですが夜はストールや足袋のご用意を。今はソックスタイプのおしゃれな足袋もありますね。

今年はお盆をはさんだお休みが9日間になる方もいるようです。“夏休みバテ”にならないようにスケジュールには余裕を持ってお過ごしください。

❤ゆったりYOGAやお疲れ解消のはり・きゅうもオススメいたします❤


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」404号(2019年8月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。