晩秋から初冬へ
- 鍼灸治療
秋分が過ぎ日差しが短くなり気温が下がってくると気分が落ち込んでくることに気づいたのは10数年くらい前でしょうか。これは季節性情動障害、ウィンターブルー、落ち葉症候群といわれているもののようで日照時間に原因があると知りました。それからは11月頃に暖かくて日差しのある地方へ旅行しカラダに蓄光することにしました。
今回は九州の北部地方を旅しました。空港到着後、列車やバスを乗り継ぎます。目的地は海辺の町のはずなのにバスは山の中をどんどん走ります。ずいぶん遠いんだなぁと思っているとバスのアナウンスで「これから先は停留所じゃなくともお声があれば停車いたします」とアナウンスがありました。まだしばらくバスは山の中を走り、やがて海が見えてきました。当地は暖かく、日中は23℃。北海道人の私は半袖で過ごせます。ツアー旅行と異なり何から何まで自分で手配する分、時間の使い方は自由です。お気に入りのスポットを見つけたらじっくりと見ることができます。まだ花を咲かせている植物の名をスマホのアプリで調べてみたり、こんなふうに晩秋の日々は過ぎてゆきました。
今年、元旦から大変なことがおきました。能登はその後、豪雨にも見舞われ心が痛みます。旅行中訪れた神社に来年は平穏な1年となるようにお祈りいたしました。
みなさまも今年1年ありがとうございました。
🔶ウィンターブルーかな?と思ったら気軽にできる対策🔶
○ 屋外に出て太陽の光を浴びる
○ 適度な運動を習慣づける
○ 趣味などを楽しむ
○ バランスのとれた食生活
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」468号(2024年12月5日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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