正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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夏のむくみ対策

     - 鍼灸治療

夏の不調のひとつに挙げられるのが「むくみ」。
カラダに余分な水分や老廃物が溜まってしまった状態です。
今回は足のむくみの一般的な原因と夏ならではの原因、そしてセルフケアについてご紹介したいと思います。
□ 手足が冷えている
冷えは万病の元。冷房の効いた部屋に長時間いませんか?
手足の冷えは血流が悪いサインです

□ 冷たい飲み物を好む
内臓が冷えて、血流が悪くなります。

□ 椅子の高さがカラダに合っていない
足が床から浮いているなど合わない椅子での長時間のデスクワークはむくみを促進させてしまいます。
リモートワークをされている方は自宅のデスクワーク環境を要チェックですね。

□ 運動不足
リモートワークのためほとんど歩かないという声を聞きます。

□ 入浴はシャワーで済ます
暑い時にバスタブにお湯をはるのは億劫ですね。
バスタブにつかると全身に水圧がかかりむくみ解消にも役立ちます。
こんなふうに日常をちょっと振り返りつつ、
むくみ解消のツボを3つご紹介しますのでセルフケアにお役立てください。

陰陵泉・三陰交陰陵泉
ひざの内側 すねの骨の                                                               
ふくらみの下

三陰交
内くるぶしの
いちばん高いところに手の小指を
おき、指幅4本そろえて
人さし指があたっているところ。
骨の後ろきわ

水分

水分
身体の正中線上。
へその上に、指4本分
上がった位置


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」427号(2021年7月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。