新施術メニュースタート 温灸セラピー
- 鍼灸治療
お灸は6世紀前半に中国から仏教とともに伝わったといわれています。
お灸療法に使われるもぐさはヨモギの葉を乾燥させ葉の裏側のふわふわした部分のみを採集しさらに乾燥させたものです。お灸は植物の力と熱を利用した、今風に言えばハーブ療法ともいえます。
けれども、悪いことをした人をこらしめる時や罰を与えるときに「お灸をすえる」という言い回しがあり“お灸”と聞いてネガティブなイメージをお持ちの方が少なくありません。
残念なことです。
『お灸女子』という言葉がマスコミで取り上げられていますが、実際にはヤケドしないの?ドラッグストアに売っている200個入りのお灸、多すぎない?という感じでちょっぴり不安ですよね。そこで、鍼灸師といたしましてはお灸の効果をアピールしたいと思います。
1:香りでリラックス。
2:もぐさの精油成分『チネオール』には、自律神経のバランスを整えたり、緊張した筋肉をほぐす効果があります。
3:人間の身体は40〜45℃の熱を感じると、傷んだ細胞を修復するタンパク質『ヒートショックプロテイン』を発生させます。また、加温によって白血球が増え免疫力が高まります。
当鍼灸院では皆さんにお灸に親しんでいただきたくてホットストーンマッサージのような感覚の温灸セラピーを新しくスタート致しました。
4月は生活環境が変わり体調がくずれることが多いです。そんなとき気軽にリラックスしに来ていただけたらと存じます。
【温灸セラピー】
首・肩・背中・腰・腕・ふくらはぎ・足
1~3つまで組み合わせ自由で
[料金]10分1、000円
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」352号(2015年4月6日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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