年々歳々、花相い似たり。歳々年々、人同じからず・・・?
- 鍼灸治療
今年も外ランの季節がやってまいりました。
4月21日。朝9時。気温18度。晴れ。風強し。
この日、真駒内公園では札幌陸上競技協会の小・中学生の駅伝練習会や伴奏フレンドリーの方とランニングを楽しむ視聴覚障害の方々でにぎわっていました。
真駒内公園は今年の2月・3月、日本ハムファイターズボールパークの候補地の一つとして何かと話題になりました。ここ数年ランニングで公園を利用していますと、この広々とした公園がボールパークへと変わって行くのは寂しいような気もしました。しかし老朽化した施設の整備にかかる費用の捻出が難しい道の財政ことを思いますと日ハムさんにお任せするのも一考なのだろうな・・・と地域住民の一人として複雑な気持ちでした。
「年々歳々、花相い似たり。 歳々年々、人同じからず。」という漢詩があります。
毎年花は同じように咲くが、人は毎年同じではないというような意味です。
はたして、そうなのでしょうか?
30数年前、ちいさな子どもを連れて散歩にきていた真駒内公園。今では木々たちがなんと立派に大きくなったことか。弱々しい感じだった桜の木も見事な枝ぶりとなり、美しい花を咲かせます。若いママだったわたくしも今では前期高齢者でございます。「年々歳々、花も人も同じからず」であります・・・などと考えながらなんとか9㎞走ることができました。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」389号(2018年5月7日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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