ブラックアウトから1年
- 鍼灸治療
2018年9月6日北海道胆振東部地震、ブラックアウトから1年がたとうとしています。
家族構成、年齢、マンションか一軒家などにより備えが異なってくると思いますが“前期高齢者”“おひとりさま”“一軒家暮らし”の私の視点から去年の反省を踏まえて災害への備えを考えてみました。
あの日、一番あせったのはスマホを充電せずに就寝したためブラックアウトの時点でバッテリー残量が68%だったことです。安否確認の電話やメールが頻繁に入ってくるものの、いつまでバッテリーがもつのだろうかと不安になりました。電池で使用するラジオはありましたのであちこちでスマホの充電ができるという情報は知ることができました。いざとなったら車を出そうと思い、車庫を開けようとしましたが電動シャッターのため開きません。取扱説明書を探して手動で開けようとしましたが非力な老女の力ではビクともしません。近所の男性が手伝ってくれて開けることができました。私の住む地域は午後4時くらいに電気が開通し結果的には充電に出かけずともすみました。
世の中が落ち着いたあとすぐに購入したのは
① モバイルバッテリー
② 太陽光で充電しスマホにも充電できる機能を備えたランタン
③ ヘッドランプ(両手が空くので便利です)
あと気をつけているのは
① 自動車のガソリンをいつも満タンにしておくこと
② 普段からご近所の方々とのコミュニケーション
地震もブラックアウトも起きてはほしくありませんが、こればかりはわかりません。できること、気がついたことは備えておきたいと思います。
*災害時用に備蓄しておいたほうが良いものや非常持出し品については、札幌市のホームページなどに詳しいのでご参照ください。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」405号(2019年9月5日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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