正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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春ブルー

     - 鍼灸治療

「青春」という言葉があります。私などは半世紀以上前のことですが・・・さて、その語源は?

古代中国の思想に陰陽五行説という考え方があります。森羅万象を陰と陽に大きく分けさらに5つに分類し思索をするというものです。東洋医学も陰陽五行説を背景にしています。季節は春・夏・長夏・秋・冬と分類し春は青、夏は朱、長夏は黄、秋は白、冬は玄というように色も割り当てています。
日本では夏目漱石が若者の迷い、不安、恋愛などを描いた小説「三四郎」により「青春」という言葉や概念が定着したといわれています。

4月に新生活が始まり少し慣れ始めたころ体調がすぐれなくなることを5月病といわれていますね。けれど〝病〟といわれるとなんだかなぁと思いうかたもいるのではないでしょうか?このごろでは〝春ブルー〟と呼ぶこともあるようです。春は社会環境が変わることが多いのと、暖かくなったり、小寒くなったりという気候の変化も私たちのココロとカラダに影響をおよぼしています。そんなとき、すこしココロもカラダもラクになる工夫をしてみませんか?

  • 生活のリズムをそろえる。完璧にならずに 
  • 「やること」を小さく区切る
  • カラダを温めてほぐす
  • 情報と予定を少し減らす

それでも次のようなカラダの不調が数週間も続くような時は専門家に相談しましょう。

  • 何をしても楽しく感じない日が続く
  • 食欲が極端になくなる、または過食がとまらない
  • 眠れない

鍼灸の施術も春ブルーに対応できることがずいぶんあります。お役に立てることがあるかもしれません。ココロとカラダのケアの選択肢のひとつになさってください。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」485号(2026年5月7日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。