インフルエンザ対策
- 鍼灸治療
流行が心配されている新型インフルエンザです。
マスコミや公的機関からも予防対策が発表されていますが、
今一度私たちにできることを考えてみましょう。
決して難しいことではなく子供のころに先生や親からいわれていた
あたりまえのことをきちんとするということがポイントのようです。
①外出から帰ったらうがいと手洗い
薬剤や石けんがない場合でも丁寧なうがいと手洗いは
ウイルス・細菌をかなりの量を洗い流すことができます
②睡眠をしっかりとる
睡眠が不足しますと生体防衛機構が弱くなります
③早寝・早起きの規則正しい生活
自律神経のバランスを整え免疫力を高めます。
④野菜中心のバランスの取れた食事
ウイルス感染などで体になんらかの負荷がかかった場合、
免疫機構が働くには基礎体力が必要です。
ただし食べ過ぎはNO GOOD!
⑤適度な運動
運動量・運動の内容・運動の時間がストレスにならないレベルで。
ストレスは免疫力を下げます。
ワクチンの整わない今、私たちにできることはウイルスを体内に侵入させないということと
自分自身の生体防衛機構を整えておくことにかかっているようです。
生体防衛機構などと言いますと難しいですが免疫力UPとお考え下さい。
漢方でいうところの「養生」です。「養生」といえば代表的なのは足三里への灸。
灸治療のあとは白血球が増加します。
白血球は免疫を担当したり、ウイルスを食べるなどの働きをします。
昔ながらのほっこりほかほかのお灸が新型インフルエンザの対策になるなんて、
なかなかいいじゃありませんか?
【足三里】※図参照
膝のお皿のすぐ外側にあるくぼみから、指四本下がったところで、すねのふちにあります。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」286号(2009年10月5日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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