マスクをはずす用意はできている?
- 鍼灸治療
新型コロナ感染者の減少に伴い2022年5月20日厚生労働省から「マスク着用についての考え方及び就学前児の取り扱いについて」という通達が出ました。これは〝マスク着用についての考え方〟と表現されているように強制力を持つものではありません。その通達から1ヶ月ほど過ぎましたがマスクの着用の様子に大きな変わりはあまり感じられません。
私は公園をジョギングすることがありますが、すれ違う人が全くいないときは、あごマスクにしています。向かい側から人が来たときはマスクを正しい位置にもどします。2m以上離れていてもです。なぜなら「マスクをしなさい」と注意され、それに対して「これこれだから」と説明することを考えるとめんどうだなと思ってしまいマスクをつける方を選びます。今のところ街のなかを歩いている人々もマスクをはずしている人は見かけません。マスク着用は約3年続いた習慣です。厚労省の通達が出たとはいえ、マスクをはずすには社会的な合意ができるまでもう少し時間が必要かもしれません。また女性にとってはマスクをはずすと下着をつけていないようでなんだか恥ずかしいとか、メイクの手を抜けるという利点(?)もあります。ほんとうにマスクはもう顔の一部のようです。
新型コロナが蔓延した当初はコロナウィルスの感染力、病態、治療法、予防法など確固たるものがありませんでした。今ではワクチンの接種、治療薬などが整いましたので全国的にイベントが開催されるようになりました。札幌でもYOSAKOIソーラン祭りやさっぽろ祭りが開催されました。7月から千歳空港の国際線も再開されるそうです。はやくマスクから解放され「アハハハ」笑える日が来て欲しいですね。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」439号(2022年7月5日発行)に掲載された記事です。
著者 ●鍼灸師 |
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