正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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フレッシュハーブティー

     - 鍼灸治療

お休みが何日かありますと普段できないことをしてみたくなります。

夏の盛り、庭にわさわさと育ったハーブ。

バジル、タイム、ローズマリー、ラベンダー、ミント、セージ、パセリ・・・

こうしてハーブの名前を書いていますとサイモンとガーファンクルの「スカボロフェア」という曲が懐かしく思い出されます。 

♪パセリ、セージ、ローズマリー&タイムという歌い出しでした。この曲が流行ったころはパセリ以外は西洋の“ハーブ”というものらしいということしかわかりませんでした。どんな植物なのか、どんな香りがするのかしらと13歳のわたくしは想像することしかできませんでした。

そうだ、フレッシュハーブティーを作ってみましょう。

バジル、タイム、ローズマリー、ラベンダー、ミントのやわらかそうなところを10㎝ほど摘み取ってよく洗います。ガラスポットに入れ沸騰したお湯を注ぎます。3〜5分蒸らします。ハーブから少しずつ色が出る様子をゆったり眺めているのもお休みならばこそ。

さわやかな香りを楽しみながらいただきました。冷やして飲んでもおいしかったです。

メディカルハーブ事典(東京堂出版)によりますとハーブとは『生活に役立つ香りのある植物』とあります。

今回使ったハーブの効能を書いてみましょう。

バジル・・・消化促進、精神疲労の解消
タイム・・・防腐作用、消化促進、リフレッシュ効果
ローズマリー・・・抗酸化作用、ストレス緩和
ラベンダー・・・不眠解消、ストレス緩和
ミント・・・消化促進、鼻づまり解消

ハーブの中には妊娠中の方や、お薬を服用しているかたが避けた方がよいものもありますのでご心配な方は医師に相談してくださいね。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」381号(2017年9月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。