正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

ヨガライフスクールインサッポロ 機関紙「未来」ウェブ

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愛のお灸教室

     - 鍼灸治療

初夏の頃「未来」紙上でもご案内した「ツボブック」を
ヨガインストラクターの荒井好子先生がご購入下さり、
その際に3月に開催した「愛のお灸教室」のお話をする機会がありました。
ヨガサークルでやってみても楽しいかもしれませんね・・・ということで
荒井先生の担当する手稲区民センターのヨガサークルでの開催の運びとなりました。

当日(9月2日)は29名の方が参加してくださいました。
そのうち、なんらかの形で鍼・灸の治療を受けたことのあるひとが22名。7名はまったくないとのことでした。
昔からあるモクモクとしたモグサ、せんねん灸タイプのお灸、無煙のもの、
いい香りのするお灸などご紹介しそのあとに、みなさんと一緒に肩こり・膝痛・腰痛に効果のあるツボ、
元気がでるツボの位置を確認しそれから実際にお灸をしていただきました。
お友達同士、仲良くツボの場所を探しあったりお灸を乗せてあげたりと
和気あいあいの雰囲気でまさに「愛」のお灸教室だなあと今回も感じました。
ご夫婦、カップル、お友達同士でお灸をしてみようかと言うときには
まずツボを探すためにカラダに触れます=スキンシップ。
ここ痛い?ここ凝ってるね?と会話があります=コミュニケーション。
もうこれだけでもなごみますよね。
さらに気持ちのよいお灸をして差し上げればツラいところも楽になり
免疫力も上がり健康維持増進に役立ちます。
もちろんおひとりでのセルフケアも、のんびりとしたひとときを過ごせますので
とてもリラックスできます。
今回も終了後、お家でご家族に試してみたいという方が
たくさんいらっしゃいましたので取り扱いの注意として
①熱さをがまんしないこと・・・ヤケド防止
②火の始末
の二点をお願いいたしました。

最後になってしまいましたが荒井先生、
手稲すずらんヨガサークルの皆様ありがとうございました。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」274号(2008年10月6日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。