正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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2020年TOKYO そしてSAPPORO

     - 鍼灸治療

明けましておめでとうございます。
2020年は何といってもオリンピックイヤーでございますね。
私の人生の中で、また再び日本開催のオリンピックを見ることができるとは思いませんでした。
前回の東京オリンピックと違い、もう大人なので東京で観戦したいものだと思っていましたが
チケットの入手、宿泊先の確保が難しく今回もTV観戦だなぁ・・・と思っていましたら
マラソンと競歩が札幌で行われることとなりました。
しかもマラソンのコースは札幌のランナーには馴染みの深い「北海道マラソン」のコースがベースとなりました。
1964年の東京オリンピックの時、私は小学生。三波春夫さんの『東京五輪音頭』が街に流れ、
オリンピック開催に間に合わせて新幹線の開発も進み日本中が沸き立っていた記憶があります。
子供だったので国際情勢、環境破壊などのことは全くわからず
単純に日本の選手が表彰台に上がると大喜びしていました。
男子100M走では「10秒フラット」男子体操では「ウルトラC」ということばが流行りました。

時代が流れ近年のオリンピックで課題となっているのは
サステナビリティ(人間、社会、地球環境の持続可能な発展)。
1972年に開催された札幌冬季オリンピックの時、
恵庭岳のアルペンコース新設の際にJOC、自然保護団体、厚生省(当時)の間で議論があったのは記憶に残っております。
さて、マラソン・競歩の札幌開催決定に伴い関係機関の方々のご苦労は計り知れません。
マラソン・競歩の開催が札幌に変更というニュースのあと「札幌市民困惑」などというメディア報道もありました。
小学生の時にワクワクしてTVで見ていたオリンピックのマラソン・競歩が札幌で行われるのです。
1972年冬季オリンピックを経験している札幌市民の1人としてできることがあれば・・・と考えています。
アスリートの方たちに「SAPPORO」よかったねと思っていただきたいものです。


この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」409号(2020年1月6日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。