野球にサッカー
プロ野球が開幕し、サッカーもワールドカップアジア予選が再開しました。
オリンピックとパラリンピックが、今の時代にあった形で開催されると良いなあと思っています。
スポーツ観戦の大好きな私にとっては、とても忙しい時となりました。
新型コロナ感染拡大によって、多くのイベントが中止になった昨年と比べて、
スポーツ観戦できる喜び、ありがたみを感じます。これは私だけではないはず。
このようにスポーツ選手の活躍やスポーツイベントの開催は、
多くの人の心を動かします。経済社会にも影響を及ぼします。
なぜ、スポーツにはこんな力があるのでしょうか。
私たちの生活は、仕事・生産的な活動、毎日当たり前のように行う日常生活課題、
そして、遊びで構成されています。
子どもは遊びを通して、成長・発達し、社会を学びます。
子どもにとって遊びは大切なものです。けれど遊びは子どものものだけではありません。
大人にとっても大切なもの。遊びは余暇やレジャー、趣味やスポーツなどです。
遊びを通して、自分自身の好みや興味、関心を追求していくことができます。
一生涯楽しめます。仕事のご褒美にもなります。遊びは人間にとって、幸せを得るためのものです。
さて、スポーツを考えます。スポーツで楽しいと感じるところは人さまざま。
スポーツ選手もさまざまですから、人さまざまの欲求を何かしらの形で満たしてくれるものなのだと思います。
例えば、「うわあ、すごい技術」「速い」「強い」「あれはなかなか打てない」「勝つんだ」「Goal、うぉー」と。
感動したり、悔しがったり、達成感を得たり、落ち込んだり。こんなことはそうありません。
私は選手の活躍を見て、「この人がここまで来るためにはどれだけ努力したのだろう」と、
勝手に想像して涙を流すことが多いかもしれません。
のめりこむ私は、応援しているチームが負けると不機嫌になります。
私の家族は、私以上にジャイアンツが勝つと平和だと思っているようです。
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」424号(2021年4月5日発行)に掲載された記事です。
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