健康と食生活
病気になる要因には、遺伝、外部環境、そして生活習慣の三つの要因があるといわれています。
このうち、生活習慣の改善を目指すことによる予防、健康増進は自分で気をつけることができるものです。
生活習慣は長年にわたる食事、運動、休養などの積み重ねにより健康を左右します。
子どもの肥満や高脂血症なども増え、健康と食生活との関わりは大人だけの問題ではなくなっています。
地球上では飢餓で苦しむ多くの人がいて、栄養不良による健康問題は大きな課題です。
けれど、その反対に豊かな食生活を送る人が、
高コレステロール、高脂肪、肥満といった過剰栄養が要因のひとつになる健康問題を抱えています。
高血圧を代表とする循環器疾患の原因となる危険因子には、
栄養、喫煙、飲酒、ストレス、疲労など、生活習慣と関連する要因が指摘されています。
たとえば、高血圧は高食塩摂取、カリウム不足、カルシウム不足、
肥満などがその要因として指摘されています。
また、癌の発生に関連する食品は良く知られているものです。
食物をどのように食べるか、これが大切です。
食事という行為は、食事の時刻、場所、雰囲気、姿勢、一緒に食事をする人、食事の道具、食物の選択など、
様々なことがらが関係して、人間としての行為となります。
あなたは1日どのくらいの食品をとっていますか?
この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」188号(2001年8月6日発行)に掲載された記事です。
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