正しい食と適宜の運動、そして明るい心こそが真の健康を築きあげます。ここでは、機関紙「未来」に掲載されたコラムを発信してまいります。

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ミモザ

     - 鍼灸治療

この季節になりますと花屋さんでミモザを見かけます。3月8日が国際女性デーで、そのシンボルフラワーがミモザなのだそうです。国際女性デーとは国連が国際婦人年の1975年、女性の権利向上や差別をなくすことを目指して定められました。イタリアではこの日は「FESTA DELLA DONNA(女性の日)」といわれ、男性が感謝を込めて母親や妻、女性の同僚にミモザの花を贈る習慣があるそうです。

ミモザ(mimosa)は和名を銀葉アカシアといい、オーストラリアが原産のマメ科アカシア属の植物です。2月~4月に小さな黄色のポンポン状の花をつけます。大きいものは背丈が10m程にもなるそうです。けれど残念ながらマイナス5℃以下で越冬することが難しく北海道では屋外で育たないようです。北区の百合ケ原公園の温室に行きますと大きなミモザの木を見ることができます。

明るい黄色のミモザの花は春を先取りしたくて、つい買い求めてしまいます。生花で楽しんだあとスワッグにして、もうしばらくは楽しめます。ミモザのアロマオイルはやさしい花の香りで不安や緊張を取り除き、心を落ち着かせる効果があります。そういえば5~6年ほど前に購入したアロマキャンドルがMIMOSAでした。わりと大きめのアロマキャンドルなので今もときどき火をともして香りとほのかな灯りに癒されています。花より団子ですよというかたには、さまざまな種類のグリーンの野菜に、ゆで卵の黄身のみじん切りをたっぷりかけたミモザサラダもよいですね。ミモザの花言葉は感謝、友情、エレガンスだそうです。

もうすぐ春ですね!!

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この記事はヨガライフスクールインサッポロ機関紙 「未来」435号(2022年3月5日発行)に掲載された記事です。

著者
工藤由美子
F&E鍼灸院 院長

●鍼灸師
●不妊カウンセラー
●介護予防運動指導員
●ヨガライフ協会認定インストラクター
●アロマテラピーアドバイザー
●メディカルハーブコーデネーター

著者メッセージ
ヨガインストラクターを長く続けさせていただくうちに、身体の故障や不調にマンツーマンでアプローチできる方法を学びたいと思い、鍼灸師の資格を取得しました。体のしくみや病気の勉強をしていくうちに当ヨガ協会の教え「食・心・動」の大切さをあらためて実感しました。四季を感じ、無理をせず、無駄をせず、心たのしくヨガをしていきたいと思います。